Takashi Kato

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撮影データを無線で取り回したい

毎日画像や動画データを保存や編集するために、カメラとコンピューターをケーブルで繋いでいるわけですが、それは面倒な上に、机も散らかっているように見えてしまいます。最近のWi-Fiは転送速度も高く安定していると感じているため、データ転送の無線化を計画しました。

workflow

目標

ミラーレスカメラからストレージへ、転送アクションを都度実行する事なく保存できること。

取り扱うファイルは以下とする。

  • RAWの画像データ(ARW形式)
  • 4K 24fpsの動画データ(mp4形式)

機材

今手元にあるリソースを活用するため、環境構築のためには3つの機材を考えている。

  • 撮影用α7CことILCE-7C
  • 編集用MacBook Air
  • 転送用Mac mini

作業予定

Camera to mac

SonyのILCE-7Cにはftp機能が備わっているので、こちらの設定をしてみたいと思います。

FTP転送機能 Web取扱説明書

Sony ILCE-7C FTP Menu

インターネットアクセスの予定はないので、ftpサーバーにはセキュアなsftpではなく、シンプルなftpサーバーを利用してみます。

セットアップを考えている時に調べながら知ったのですが、 macOS High Sierra からftpサーバーは標準機能から削除されていたのですね。そのためmacでftpサーバーを立ち上げるためには、homebrewpure-ftpdをインストールする必要がある様です。

brew install pure-ftpd && brew services start pure-ftpd

mac 2 mac

単純ですが、システム環境設定に手を加えてフォルダ共有をができる環境を構築済みです。mac miniの自分のユーザーフォルダには、MacBook Airでも使っている同じApple IDで認証をして、MacBook Airから全操作権限を得ています。

よって、今回このエリアでの作業は発生しません。

そういえば

余談となりますが、昔SDカードにWiFiが付いてケーブル無しで写真を転送できるEyeFiなる商品を使っていたことがあります。

長いこと続かなかったのはモバイル側でEyeFiのアプリを利用して、画像ファイルを選択して転送する必要があったからです。

あとはカメラ側のバッテリー消費が激しくなるのも長期利用できなかった一つでしょうか。ただでさえGPSデータを取得するためにバッテリーを割いていたのに、Wi-Fi利用で数十分ごとに充電をしなくてはいけませんでした。

そんなことを思い出しつつ、今回のシステムには期待を抱いております。

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