Takashi Kato

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作りたい気持ちについてくるM1MacBook

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MacBook Air 2020 Gold

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2021年1月の購入から約半年間経過したM1 MacBook Airこと、MacBook Air (2020)ですが、ここまで自分のクリエイティビティを掻き立ててくれるコンピューターだとは想像できませんでした。

このコンピューターで語るべきは、手軽さを犠牲にしないマシンパフォーマンス、なのではないかと思います。

M1のパワー

圧倒的なパフォーマンスについてはM1 Mac製品が発表されてそれなりの期間が経っているので、今までのintel MacBookをはるかに凌駕した事実は詳細まで言うまでもないことでしょう。あくまで体験談を書き記しておきます。

i7搭載のMac mini 2018で動画制作を始めた2019年には、10分の動画を書き出すのに20分ほどかかっていました。しかしこのApple Silicon M1を積んだMacBook Airでは同じようなエフェクトをかけた10分程度の動画が10分で書き出せてしまうのです。方やハイクラスなチップ、そして方やエントリーモデルのチップであるにも関わらずこの差が出るとは驚きを隠せません。

2019年に触り始めた動画制作を継続するのは本当に腰が重たかった。たとえ一念発起して毎日でなく毎週作っていくと意気込みをしても、編集時に画面がもたついていたり、書き出しに時間がかかっていたり、全く続けることができなかった。

言い訳の様ですが、このMacBookではその障壁が自分の中で崩れ落ちた。

ファンレスの魅力

コンピューターから音が鳴らないと落ち着いて集中することができる。

今まではmacを起動する時に一度ファンがなり、その後ブラウザー使用中などにはファンが鳴り始め、気を取られて起動中のその他アプリケーションを閉じる作業に時間を取られてしまうことがあった。静寂な夜間には作業するのをはばかれれることもある。

その点2020モデルのMacBookでは唯一Airだけが冷却ファンが搭載されておらず、ノイズに対しては圧倒的に優位なのです。 動画制作の時は放熱のため多少は暑くなりますが、基本的には許容範囲で、どうしても気になる場合はキーボードやトラックパッドは別のものを利用しています。

キーボードの心地よさ

搭載されているキーボードが指についてくる点も魅力です。

この辺りのインターフェイスには好みがあるかと思いますが、少なくとも前のモデルが僕に合うことはなかったので、今回MacBook Airを購入する一つの大事なファクターとして働いています。

今回のMacBookには、音も静かなシザー構造のキーボードが載っています。MacBookのキーボードを少し振り返りますと、MacBook Pro 16 inchが2019年に発売されるまで、一時期薄さを追求したバタフライキーボードが採用されていました。ハイエンドプロフェッショナル向けの16インチでは改善要望が多かったこの構造を改革し、シザー構造のキーボードになりました。

驚異的なバッテリーの持続時間

チップがIntelから自社開発されたものに変わることで、MacBookはiPhoneやiPadで体感しているような一日中充電しなくても良いポータブルコンピューターになりました。バッテリーには寿命があるのでいつまで続くかはわかりませんが、少なくとも数年は一日一回の充電で良いでしょう。

今までのラップトップコンピューターといえば、どこに行くにも電源アダプターを持ち歩かなくてはいけないことがほとんどだったかと思います。その状態を嫌い、ここ数年間は据え置きタイプのmac miniを愛用していました。しかし今回はバッテリーが切れる心配をしなくても良い。この様な端末が学生の時にあったらと、何度思ったことでしょう。

まとめ

約10年ぶりにMacBookに帰ってきましたが、ここまで満足できるデバイスに進化しているとは思っても見ませんでした。

持ち運ぶことができるパワフルなコンピューターはなんて便利なのだろうと今更実感しています。ここで言う持ち運びとは、外で使うだけでなく家の中でも好きな場所でと言う意味です。Mac miniでは必ずデスクに固定ですが、MacBookであれば気分によって部屋を変えることもできます。当たり前の様ですが、バッテリーが弱っていて、且つ重量もそこそこあったMacBook 2007の時もずっとクラムシェルモードでケーブルも机に固定していたので、今までラップトップの恩恵を受けられなかったのです。

この様な素晴らしいコンピューターをありがとう。

ファンレスが好きだと言っておきながら、動画編集時の熱が気になってきたのでM1 MacBook Pro上位機種が気になっているのは内緒。

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